コースデビュー時の服装や受付方法・注意点をゴルフ場スタッフが解説

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初めてゴルフのコースデビューをする際、いろいろと分からないことが多いと思います。

  • ゴルフ場はどんな格好で行けばいいんだろう
  • 受付の仕方は?
  • プレー日の流れは?
  • スタート時間に遅れそうになったら?

ゴルフ場で10年以上勤務してきた私が、初めてゴルフ場に行く時の服装受付方法など、初心者でも分かりやすいように解説いたします。

目次

入退場時の服装

ゴルフ場には「ドレスコード」というものがあります。

やはり紳士淑女のスポーツですので、服装マナーには気をつけましょう。

コースによって規定は異なりますが、ゴルフ場に入退場する時は基本的に以下のような服装が好ましいです。

  • 男女ともに襟付きシャツにジャケット着用 ※夏場はジャケット不要の場合あり
  • ズボンは男性はチノパンやスラックス
  • 履物は男性は革靴、女性はパンプス

特に名門コースと呼ばれるゴルフ場はドレスコードに厳しい場合が多いので注意が必要です。

ラフな格好の場合入場を断られてしまうこともありますので、不安な場合は事前に同伴者やゴルフ場に確認しておくと安心です。

それらしい服を持っていないという方は、普段仕事で使っているスーツなどでも問題ありません。

帰る際も来た時の服装に着替えてゴルフ場を出るようにしましょう。

【元ゴルフ場スタッフからの一口メモ】

車でゴルフ場に向かう場合、事前に車をキレイにしておくと良いです。

ゴルフ場の玄関前ではスタッフがキャディバッグやボストンバッグを降ろしてくれます。

車体や車内が汚れていたり散らかっていると恥ずかしい思いをするので注意!


プレー中の服装

プレー中の服装にもドレスコードがあります。

  • 男女とも上は襟付きのシャツ・ポロシャツかタートルネック
  • ズボンはチノパンや綿パンツ、女性は短すぎないスカートもOK
  • 靴下はハイソックスかくるぶしが隠れる長さのもの
  • シューズはスパイクレス・ソフトスパイクのゴルフシューズ

TシャツGパン・スニーカーはNGです。

プレーを断られる可能性が高いので注意してください。

また、カーゴパンツも好ましくありませんので、なるべくゴルフ用のパンツを着用してください。

【元ゴルフ場スタッフからの一口メモ】

ポロシャツの裾をパンツから出すことはドレスコードに反します。

ウェアメーカーが裾出しOKとしていてもゴルフ場ではNGの場合も多いです。

また半袖の下にピタッとしたアンダーシャツを着る場合も注意が必要です。

アンダーシャツを肌着と見なすコースもあり、注意を受ける場合があります。

受付方法

ゴルフ場に到着したら、まずはフロントで受付を済ませましょう。

ゴルフ場はホテルなどと違い、プレーヤー1人1人がそれぞれ受付をする必要があります。

受付方法
  • 受付票に氏名・住所・連絡先など必要事項を記入
  • ロッカーキーの付いたスコアフォルダーを受け取る

スタート時間やスタートコースが分からない場合は、この時に確認しておくとスムーズです。

また、自分がどの予約者の組なのか確認される場合もありますので、代表予約者を伝えましょう。

キーをもらったら受付は終了です。ロッカールームへ向かいプレーする服装に着替えましょう。

貴重品は貴重品ボックスがある場合はそちらへしまっておくと安心です。

コース内の売店・自販機を利用する場合、現金の場合サインやフォルダーをタッチして購入できる場合があります。

事前にフロントに確認しておくと余計な小銭を持ち歩かなくて済みます。

ゴルフ場にはどのくらい前に到着すればいい?

ゴルフ場のスタッフは、プレーヤーがゴルフ場について受付を済ませてからキャディバッグをカートへ積み込むなどの準備を行います。

遅くともスタート時間の30分前には受付を終えられるようにしましょう。

あまりにギリギリだとスタート時間を後回しにされてしまう可能性もあります。

【元ゴルフ場スタッフからの一口メモ】

渋滞や電車の遅延などで到着が遅れそうな場合は、早めに同伴者やゴルフ場へ連絡を入れておくと良いです!

予約時間通りにスタートできない場合、どんどん自分の組が後回しにされてしまいます。

遅れたせいで最終組になってしまう場合もあります。

あらかじめ連絡を入れておけばゴルフ場側が調整してくれる可能性が高いです。


着替え・プレー準備

着替えが終わったらプレーの準備です。

慣れないうちに多いのが、いざスタートの時間になって慌てて準備をするパターン。

ボールやグローブ・ティーなどの小物類はポケットに入れておくとスムーズにスタートできます。

自分のキャディバッグは、キャディマスター室という場所の近くに大体運ばれていますので、キャディマスター室方面へ行ってみましょう。

スタート時間まで余裕のある場合は、練習場で打ちっぱなしをするのもおすすめです。

朝は体が硬くなっていますので、少し打って体をほぐしておくと良いですよ。

練習場の使用方法はゴルフ場によって異なりますので、キャディマスター室で確認してみましょう。

コースへ出るためスタートホールへ

スタート時間の10分前には、自分のキャディバッグがカートに積み込まれていると思いますので、自分のカートがある場所まで行ってみましょう。

分からない場合はマスター室へ聞けば教えてくれます。

スタート5分前までにはスタートホールへ向かいましょう。

ここで遅れてしまうと、後ろの組の人たちに迷惑がかかってしまいますので注意してください。

時間になったら、前の組が十分先に進んでいることを確認して、いよいよプレー開始です!

プレー中の注意点

コース内には自分たち以外にも多くのプレーヤーがプレーしています。
プレーに時間がかかると以降の後続組すべてが遅れてしまいます。
車の渋滞と同じですね。みんなが気持ちよくラウンドできるよう、プレーファーストを心がけましょう!
※ハーフラウンド(9ホール)で2時間15分以内が目安です。

前半9ホールを終え、昼食を挟んでから後半9ホールをプレーします。

プレー終了後にキャディバッグの引き換え札を渡されることがあります。

引き換え札は、帰りに自分のキャディバッグを受け取る際に必要ですので無くさないよう注意してください。

クラブハウスに戻る前に

コースから戻り、クラブハウスに入る前に必ずシューズに付いた土や芝をエアブローで落としてから入るようにしてください。

そのまま中に入ってしまうとクラブハウス内が一気に汚れてしまいます。

クラブハウスを綺麗に利用することもゴルフマナーの1つです。

筆者

通常9ホール終了時点で1度昼食を挟むためにクラブハウスに戻ります。
この時も同様にシューズの土・芝を落としてから入るようにしてください。

料金精算

プレー終了後はシャワー・浴室が利用できますので、汗を流してから来た時の服装に着替えましょう。

帰りの支度ができたらフロントで料金を精算します。

最近は自動精算機を設置しているゴルフ場も多いです。

基本的にはロッカキー付のフォルダーを自動精算機にタッチすると、自分の料金が精算できるタイプが多いので、精算機の指示通りに精算しましょう。

分からない場合はフロントのスタッフへ聞けば教えてくれますのでご安心を。

自動精算機がない場合は、フロントへ直接フォルダーを渡して精算してください。

精算が終わったら、キャディバッグを引き換え、ゴルフ場を後にしましょう。

以上がゴルフ場での1日の流れです。

初めてのゴルフ場は緊張するかもしれませんが、同伴者と一緒に行動することがほとんどだと思いますので心配せず、ぜひゴルフを楽しんで下さい!

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このブログを運営している人

ゴルフ場勤務歴13年・ゴルフ歴16年、平均スコア80台後半のゴルフ好きです。
得意なクラブは5番ウッド。
元キャディの妻とラウンドを楽しんでいます。

何年もスコア100の壁に苦しみましたが、プロのレッスンを受けてから1ヶ月で90台を達成しました。

多くの方がゴルフを楽しめるように役立つ情報を発信していきます。

使用クラブ:
ドライバー:テーラーメイド SIM2 MAX-D
フェアウェイウッド:キャロウェイ レガシーブラック(5W)
ユーティリティ:テーラーメイド ステルス(22°、25°)
アイアン:キャロウェイ X-FORGED 2013(5〜PW)
ウェッジ:クリーブランド RTX4(50°,56°)、RTX ZIPCORE(58°)
パター:オデッセイ ホワイトホット(ピンタイプ)

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