あと少しで90台で周れそうだったのに。
あのOBさえなければなぁ・・・
ゴルファーにとって最初の目標といえば”スコア100切り”ですよね。
途中まで調子が良かったのに最後にOBを出して結局スコア102。こんなくやしい結果になってしまう人も多いのではないでしょうか。
結論、100を切るためには”飛ばしてやる”という意識をなくしましょう。
僕は長年、ゴルフのスコアで100を切ることができませんでした。
でも、ゴルフに対する意識を少し変えたところ、安定して90台を出せるようになりましたので、その方法とコツをご紹介します。
この記事では、あとちょっとで90台を出せそうで出せない方向けに、100切りを達成するための3つのコツを解説します。
スコア100切り達成に”パー”や”バーディー”は必要ない
ゴルフのスコア100切りに、「パー」や「バーディー」をとる必要はありません。
18ホールすべてでボギーだった場合、パー72+18でスコア90になります。
スコア100切りまであと9打も余裕があるので、9ホールがダブルボギーだったとしてもスコアは念願の99。
つまり【9ホールをボギー・9ホールをダブルボギー】のペースでプレーを進めていけば、結果的に100切りにつながります。
それならなんかイケそう!
そう、100切りはボギーペースで十分。数ホールはダボでもOKなので決して難しいことではないんです。
トリプルボギーを打ってしまっても、どこかでパーが取れればチャラになりますし、もしバーディーが取れたらかなり余裕が生まれます。
当たり前のことなんですけど、これに気づいてからは気持ちに余裕が生まれ、ショットにも良い影響を与えてくれました。
100切り達成のためには、パーを取ることに必死になりすぎる必要はありません。
「よし!ボギーで上がれた!」という気持ちでプレーしましょう。
でも、そのボギーが取れなくて困ってるんだよな。
OBが出たらすぐトリを叩いちゃうし。
そんな方は、このあと紹介する方法を試してみてください。
僕はこれで100切りを達成しました。
100を切るためには”飛距離を捨ててミスショットを防ぐ”
良いスコアを出すために、「できるだけ飛距離を伸ばして距離を稼がなきゃ」と思っていませんか?
安定して90台のスコアを出したいなら、飛距離よりもショットの安定性を重視する方が確実。
いやでも、ワンショットでできるだけ飛ばした方が、少ない回数で上がれるんじゃないの?
もちろん、飛ぶほうがスコアは有利になりますが、それは再現性のあるスイングが身についているならの話。
ナイスショットの確率が低いなら、かえってスコアを落としてしまうかもしれません。
ドライバーが5回に1度300ヤード飛んだとしても、残り4回がOBやワンペナだったら100切りは難しいです。
それよりも、5番ウッドやユーティリティーで、安定して180〜200ヤード飛ばした方が、確実にスコアアップにつながります。
2打目以降も同じです。
3番ウッドや5番アイアンなどの難しいクラブでミスをするよりも、7番アイアンで確実に140ヤードづつ進んでいくほうが、スコアが良くなることも多いですよ。
基本的に、クラブの番手が大きくなるほどショット難易度が上がり、ミスショットが出やすくなります。
3番ウッドよりもユーティリティー、5番アイアンよりも7番アイアンの方が打ちやすいと感じる方多いですよね?
それに、飛ばす意識が強いと力任せのスイングになり安定したショットができません。
ショットの成功確率が高いクラブを使うことが、ミスショットを防ぐコツです。
残り距離に惑わされず、普段あまり当たらないクラブは避けたほうが、結果的にスコアアップを狙いやすいですよ。
パターとアプローチ強化で90台がグッと近づく
パターで3打以上打ってしまっているなら、パターショットを上達させることで、すんなり100を切れてしまうかもしれません。
18ホールでパットを1打ずつ減らせれば、ラウンドのスコアが18も良くなるからです。
カップインできなくても、OKがもらえる位置まで寄せられれば、スコアはグッと縮まりますよ。
入れるというより、「カップのそばまで寄せる」イメージを持って練習してみてください。
- 1m、3m、5m、10mと転がす距離を変え、ピッタリ止める練習をする
- ショットマーカーを使い、フェースの真ん中で打てているかをチェックする
パターショットの距離感を掴むことは、かなり重要です。
そして、真っ直ぐ打てなければ、狙いが良くてもボールはカップから外れてしまいます。
パターの練習機会はあまりないと思いますので、自宅で使える練習器具などを活用しましょう。
また、アプローチショット上達もスコアアップに欠かせない条件です。
ドライバーの300ヤードも、アプローチの30ヤードも、同じ1打でカウントされます。
100ヤード以内で確実にグリーンをとらえるスキルを身につけると、劇的にスコアがまとまりますよ!
打ちっぱなしで練習する時、ドライバーやアイアンショットよりも、アプローチの練習量を増やすのがおすすめです。
パターとアプローチに苦手意識のある方は、この2つを強化するだけで90台が一気に近づくはずです。
レッスンを受ければ飛距離を出しつつスコアも伸ばせる
”飛距離を捨てる”とは言っても、できれば飛ばしたいと思うのがゴルファーですよね。
90台を達成しても、さらなるスコアアップを狙うには、飛距離アップも避けては通れません。
でもミスショットが怖い。
フルスイングしてOBになったら100叩きのリスクが・・。
飛距離を落とさずスコアアップを目指したいなら、スイング改善は避けられません。
特に、ドライバーやロングアイアンでミスショットが多発する人は、スイングに原因があるかもしれません。
過去の僕もそうでしたが、独学でスイング改善するのはかなり難しいです。
早く上達したい方は、プロのレッスンを受けることも検討してみてください。
長年スコア100以上だった僕は、1ヶ月プロのレッスンを受け、初めて90台を出すことができました。
プロのレッスンに興味のある方は、下の記事に僕の体験談をまとめていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
プロのレッスンを受ける方法はいくつかありますが、スクール選びを適当にしてしまうと、お金だけかかってあまり上達できないことも多いです。
実際、「レッスンを受けても全然上手くならなかった」というような口コミもよく見かけますよね。
ゴルフのレッスンに疑いを持っている方は、下の記事をぜひご覧ください。
いきなりスクールに入会するのではなく、まずは体験レッスンを受けてから決めるのがおすすめです。
下の記事では、失敗しないゴルフスクールの選び方や、マンツーマンレッスンについてまとめています。
体験レッスンを受けられるスクールも多いので、気になる方は参考にしてみてください。
”飛ばす”ではなく”ミスをなくす”ことが100切りの秘訣
ゴルフを始めた頃の僕は「とにかく飛ばしたい」「飛距離を伸ばすことが正義だ」など、フルスイングで爽快にかっ飛ばすことがゴルフの醍醐味だと思っていました。
でも、それだとミスが多発して、結局大叩きの連続になってしまうんですよね。
もちろん飛ばすことが悪いわけではありません。
大切なのは、スコア100切りに必要な練習を明確にすることです。
スコア100切りを目標にするなら、飛ばすことは一旦後回しにして、安定したショットと精度の高いパター・アプローチを習得するのが先決。
もしくは、スイング改善で飛距離を落とさず、安定したショットが打てる再現性の高いスイングを身につけるかのどちらかです。
こんなセンスのない僕でも、ちょっとの変化で100切りを達成できました。
きっと皆さんの方がセンスがあると思いますよ。
スコア90台を目指している方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。